競売、考えようでお得になることもありかも、、、

不動産担保ローンを組んで事業資金にあてていました。ところが売り上げが上がらず、ローンの支払いが滞ってきました。3か月滞納すると任意売却または競売にかけるとのことでした。そこで決断したのは売却でした。

が、後になって考えてみると競売でもよかったのではないかと思ったのです。競売の場合はローンの分は回収できないのと競売の手続きに少なくとも半年はかかるローン会社はしたくないのです。競売にかけて安価になったものを買取してくれる人を探して、その方に払っていく方がよかったかもと思いました。

競売とは?. 競売物件の購入は入札により、誰でも自由に参加でき、購入希望者が一定期間内に裁判所に対して入札をします。. 入札をした人の中で、 一番高い価額をつけた人が落札者 となります。. 競売物件の最大の特徴は、原則的には物件の内覧をして入札することができません。. 裁判所で物件調査資料の写真や、現地の外観などから判断することになります。. その代わりに、一般市場で流通している価格よりも安く落札(購入)できることが魅力です。

競売は格安で不動産が手に入りますが、中には事故物件も含まれます。
事件で人が亡くなっている場合、いくら購入費用が安くても、トラブルが心配だという場合、業者を介して購入すると安心です。

引き渡しでもめたり、残置物の扱いに頭を悩ませたりという、競売ならではの難しさはプロに任せて、オトクな物件を他の市場物件と同じように購入できるのです。
都心の便利な場所に物件を探したいけれど、予算をかけたくない…という場合、業者が扱う競売物件を検討すると良いでしょう。

“事故物件”というネガティブな要素を緩和して、価値を高めている物件なら、お得なのは、間違いなしです。

「競売」は、一般には「きょうばい」(呉音)と読まれるが、法律用語(裁判所が行うもの)としては「けいばい」(漢音)と読まれるのが通常です。
マンションの管理費や修繕積立金を滞納した場合も、マンションの管理組合から競売を申し立てることもあります。
とにかく支払いの滞納は注意しましょう。