転職したいと考えてませんか?ゆっくり考えましょうね。

転職するのはなぜでしょうか?
多くの場合は、今が嫌でもしくはもっと待遇の良いところへ、が理由ではないかと思います。私の場合はもっと待遇の良いところへが2回、嫌でが1回でした。嫌でで変わったところは支払いしてもらえず精神的にも大変でした。嫌だったところを続けていた方が良かったと後になって思いました。

皆様はどうでしょうか?嫌だと思っているのは何に嫌なのかを考えてみましょう。職場の人間関係、仕事がきつい、残業が多すぎる、などでしょうか?私の場合は成績の達成が必達であったので、精神的にひっ迫していましたので、転職を考えていたとことに舞い込んできた話に乗ってしまったのが間違いでした。

「転職したい!」という人たちの多くは、何か今より良い理想の会社があって、そこに転職してキャリアアップしたいという考えを持っているように感じます。しかし、実際にはそんな“理想の会社”などありません。

今の会社を辞めるべきではない人は
①安定志向の人 安定している会社が良いと心底思っているタイプの人は、転職にはリスクがゼロということはありませんのでよく考えましょう。
②毎日定時に帰っている人 時間的に楽な会社は未だに存在します。
③現職の不満ばかり言う人 次の会社でも同じことが起き、不満を言い続けることになるでしょう。
④転職して職種を変えたい人 職種を変えたい人は転職ではなく、社内で異動希望を出すなどした方がよいのではないでしょうか。
⑤転職して海外で働きたい人 未経験の人を採用する会社はほとんどありません。
⑥会社の規模を下げずに経営幹部になりたい人 日本企業で幹部を狙っていくなら、規模を小さくすることが一般的です。

何かを得るということは何かを捨てることと同義です。
転職は自分を見つめなおし、自分の中で何が問題かをきちんと導き出したうえで、現職を客観視して自分のポジションを見直して考え直してからでもよいのではないでしょうか。