最近、投資を始めた方へギャンブルですから怖いですよ!!!

個人投資家の現実は過半数、負けます。
投資の世界は極めて非情です。数字と結果がすべてであり、誰も守ってくれず、自分の行動の責任は、すべて自分に降りかかる世界です。投資で失敗した場合、「未来」も含めて根こそぎ奪われる可能性があります。
華やかな世界は一握りのスタープレイヤーのみです。
ジェシー・リバモアという伝説の投機家がいます。
彼は世界恐慌が起きた1929年、空売りを仕掛けたことで、
現在の貨幣価値で4,000億円以上を儲けました。
しかし、彼は生涯で4度、破産しています。
そして、最後は拳銃で自らの命を絶っています。
次の文章は『マネーの公理』から、抜粋です。

1940年12月のある午後、ジェシー・リバモアはニューヨークのシェリー・ネザーランドホテルに入り、オールドファッションを二杯飲み、トイレに行き、銃で自殺した。

 ~中略~

彼の自殺は、われわれが知ることのない問題によってもたらされたのかもしれない。フランク・ヘンリーは、「20人の異なるリバモアがいた。私はその一人を知っていたにすぎない」と悲しげに言った。  リバモアに 圧しかかった重荷の中には、投機の難しさが入っていたようだ。投機は、彼の人生において大きな執着の対象であった。シェリー・ネザーランドで最後のオールドファッションを飲んでいたとき、彼は、人生で4度目となる破産を迎えようとしていた。彼の投機に対するアプローチは、明らかに間違っていた。透視の能力は彼が期待したほど透き通っていなかった。自分が持っていると信じていた予知能力が傾いたとき、それが彼を破滅へと導いた。

悲劇を回避する方法はインデックスで積立投資をすることです。
できれば、自動天引き・途中引き出し不可能な企業型DCや、iDeCo、つみたてNISAがよいでしょう。
理由は意思決定をしない・マーケットに関わらない・心を守る、原則に沿った投資方法だからです。
大半の普通の人におススメの方法は自分の選んだ投資手法の期待リターンをしっかり自覚し、可能な限り「自動」で出来る投資方法で、マーケットには必要以上に関わらず、投資のことは忘れて、自分のできること…「入金力」「倹約力」のアップに努めることです。